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すきっ歯を自力で治す方法はある?歯科で治す方法は?

全体の歯並びはそれほど悪くないのに、なぜか不自然な隙間が存在している。そんなすきっ歯の症状に悩まされている方は意外に多いものです。ガタガタの歯並びとは異なり、すき間さえ埋めれば解決しそうな問題なので、自力で治す方法を模索している方もいらっしゃることでしょう。今回はそんなすきっ歯の原因や自力で治す方法の有無、当院がおすすめする治療方法について詳しく解説をします。

すきっ歯になる原因は?

すきっ歯になる原因としては、次の3つが挙げられます。

  • 【原因1】歯の本数が少ない
    大人の歯である永久歯は、親知らずを除くと全部で28本生えてきます。その数が1本でも少ないと、顎のスペースが余ることになるため、すきっ歯が誘発されます。歯の本数が少ない理由としては、先天性欠如歯(せんてんせいけつじょし)、埋伏歯(まいふくし)、病気や外傷による歯の喪失などが考えられます。永久歯の本数は、乳歯列の段階で確認することができますので、お子様のすきっ歯の原因が気になる場合は、歯医者さんのレントゲン撮影を受けてみましょう。
  • 【原因2】顎が大きいor歯が小さい
    すきっ歯は、スペースが過剰であることが根本的な原因となるのですが、必ずしも顎が大きいとは限りません。顎の大きさが標準的でも、歯のサイズが小さい場合はスペースが余りますよね。言うまでもなく顎が大きいパターンでもスペースの余剰が生まれます。どちらのケースも先天的に決まる要因なので、改善するためには積極的な歯科治療が必要となります。
  • 【原因3】口腔習癖や加齢による影響
    舌を前に突き出す舌突出癖(ぜつとっしゅつへき)があると、前歯部にすき間が生じやすいです。また、加齢によって歯ぐきや顎の骨が下がることでも、歯と歯の間に不自然なすき間が生じます。

すきっ歯は自力で治せるのか?

結論からいうと、すきっ歯を自力で治すことはできません。私たちの歯は、歯槽骨(しそうこつ)という骨に埋まっていることから、任意の場所に手で動かすことはできないのです。専門家である歯科医師が行うように、ゴムを使ってすき間を自力で埋めようとする方もいますが、それはとても危険なことであるため、絶対に行わないようにしてください。
歯や口腔、人体への正しい知識がない方が何となくの感覚で歯に力を加えると、歯の神経や顎の骨に深刻なダメージが及びます。仮に歯のすき間が埋まったとしても、その結果、両隣の歯に新たなすき間が生じるだけなので、その試みはほぼ無駄に終わります。また、自力で動かした歯にも必ず後戻りが生じることから、すきっ歯の治療は、専門家による観察や処置、具体的な治療が必須であるといえます。

当院がおすすめするすきっ歯の治療方法

歯科医院ですきっ歯を治す方法としては、「ダイレクトボンディング」「セラミック治療」「歯列矯正」の3つの方法が挙げられます。

ダイレクトボンディング

ダイレクトボンディングとは、歯に直接(ダイレクトに)レジンを盛り付ける方法です。比較的軽度のすきっ歯に有効な治療法で、即日、治療が完了します。虫歯治療で行うコンポジットレジン修復とメカニズムは一緒なのですが、使用する材料にセラミックも含まれているため、審美性や耐久性は保険のプラスチックよりも優れています。そんなダイレクトボンディングは、すきっ歯を短期間で手軽に治したい方におすすめです。

「ダイレクトボンディング」についてのページはこちら

セラミック治療

セラミック製のチップ(シェル)や被せ物(クラウン)などを装着して、すきっ歯を治す方法です。セラミック製のチップを使う方法はラミネートベニアと呼ばれ、すきっ歯を簡易的に改善する際に広く活用されています。エナメル質を1層削るだけで装着できることから、歯にかかる負担も最小限に抑えられます。
セラミッククラウンを被せる方法は、すきっ歯の症状だけでなく、歯の色調や形、サイズまで大きく改善できます。その分、歯を削る量はやや多くなります。

「セラミック治療」についてのページはこちら

歯列矯正

すきっ歯の原因を根本から取り除きたい方には、歯列矯正がオススメです。今現在ある歯のすき間はもちろん、歯列全体の歯並びとかみ合わせを改善できます。歯列矯正の方法としては、ワイヤーとブラケットを使う「ワイヤー矯正」と透明なマウスピースを使う「マウスピース矯正」の2つが挙げられます。
ワイヤー矯正は、重症度の高いすきっ歯もきれいに治せますが、装置が目立ちやすい、歯の移動に伴う痛みが強い、食事や歯磨きがしにくいといったデメリットを伴います。一方、マウスピースは軽度から中等度のすきっ歯に適した治療法で、装置が目立ちにくい、矯正に伴う痛みや不快感が少ない、食事や歯磨きを普段通りに行えるというメリットがあります。患者様の価値観やライフスタイル、すきっ歯の状態によって適した治療法が変わってくるため、関心のある方はお気軽に当院までご相談ください。ていねいにカウンセリングいたします。

歯列矯正についてのページはこちら

まとめ

今回は、歯と歯の間に不自然なすき間があるすきっ歯を治す方法について解説しました。本文でも強調したように、すきっ歯を自力で治すことはできないため、まずは専門家に相談することが大切です。当院までご相談いただければ、ダイレクトボンディングやセラミック治療、歯列矯正など、多様な選択肢をご提案することが可能です。歯科治療ですきっ歯を治して、自信を持てる笑顔を手に入れましょう。

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