噛み合わせ治療で全身症状にもアプローチ
噛み合わせが悪くなると、食べ物が噛みにくくなるだけではなく、歯磨きがしづらいことによる虫歯のリスクが上がったり、顎関節症につながります。また、身体症状として頭痛やめまい、体のゆがみ、肩こりなど様々な不調が生じる要因になります。
問題なく食事ができていると感じている方も、実は左右前後に噛み癖があったり、十分に食べ物を噛みきれてない可能性があります。
噛み合わせが原因かも…こんな症状はありませんか?
- 顎を動かしにくく、口を大きく開けにくい
- 食べ物を噛むと顎が痛い
- 口を開け閉めすると、顎からカクカク音が鳴る
- 歯が欠けたり、折れてしまった
- 歯ぎしりやくいしばりが気になる
- 歯の治療後に食べ物が噛みづらくなった
- 体のゆがみや頭痛、肩こりが続く
上記の症状が気になる方は当院へご相談ください。
当院の噛み合わせ治療へのこだわり
噛み合わせは歯並びだけが原因とは限りません。当院では、口腔内の状況に加え、全身症状や全身状態も加味したうえで治療をしていきます。
写真撮影やCT検査に加え、患者様の生活習慣や噛み癖など歪みの要因になるようなことはないかお伺いします。
口腔内の情報と全身症状から総合的に診断し、治療方針を決定していきます。
Point
1
多角的な検査
噛み合わせの問題は、様々な要因が組み合わさって現れるため、多角的な視点からの検査が必要です。
診断用スプリントを装着し、まずは患者様の抱える症状が、上下の歯の噛み合わせが原因であるかを確認します。
さらに、口腔内の写真データをもとに、歯の位置に問題のある個所を探していきます。顔写真、体の全体の写真を正面、横、後ろと撮影し、歪みがないか、適当な位置からずれていないか調べます。また、CTを使用し、顎関節症の検査も行います。
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スタビリゼーションスプリント
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口腔内写真
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全身写真
Point
2
生活習慣にも注目
患者様にヒアリングを行い、ゆがみが発生しやすい日常生活における癖がないか調べます。具体的には、スポーツ・寝相の癖・頬杖の有無・バッグを持つ腕の左右の癖などです。また、食べ物を噛み切る時にどの場所の歯を使っているか実際に食べ物を噛んでもらい調べていきます。
Point
3
噛み合わせで身体のバランスが変わる
噛み合わせのズレによって、知らず知らずのうちに身体のズレが発生し、姿勢が悪くなったり、左右の身体のバランスが歪みます。
噛み合わせ治療によって適切な噛み合わせに矯正すると、歪んだ身体も次第に正しい位置に戻ります。
すると、身体の歪みが原因で発生していた肩こりや頭痛などの不快な症状も緩和されていくのです。
治療前と治療後の写真を撮影し比べてみると、その効果がはっきりとわかります。
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before
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after
性別 | 女性 |
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主訴 | 歯牙の疼痛 |
治療方法 | 態癖指導、診断用スプリントスタビリゼーションスプリント |
治療回数・期間 | 1カ月程度 |
肩こりや頭痛の原因にもなる噛み合わせ
全身の歪みを確認してアプローチします。
噛み合わせがずれる原因の多くは、悪い生活習慣です。「頬杖をつく癖がある」「いつも横向きで寝て、枕が下顎に当たっている」などの習慣によって、顎に力がかかって徐々にずれていくのです。
当院では、全身を見ることで、その方の歪みや体の癖などを修正し、歯に余分な力がかからないようにしていきます。
食事中に筋肉や顎の関節が痛くなる方や、前歯が昔に比べて凸凹してきた方は、噛み合わせが悪くなっているかもしれません。気になる方は、ぜひ一度ご相談ください。